Update : 2009.12.8

Lif-e-Motions

 2006年2月15日発売。1999年の『LOOP#1999』以来、7年ぶりのオリジナルアルバム。オリコン最高8位。
 通常盤はトリビュートアルバムとの2枚組、限定盤は更にDVD付きの3枚組。

 作詞作曲は10曲目を除いた全てがavexお抱え、または外部のライターに依頼と言う形だが、TKに依頼した曲はなし(『One Nation』は2002年発表)。 ※ DVDのインタビューには出てくる。

 タイトルの『Lif-e-Motions』は、『ライフ・エモーションズ』と読む。#9『Life signs again』の中でタイトルが出てくる。
 外部に詞を依頼した場合、詞の中にどこまでTRFとしての思いが出てくるのかはよくわからないが、前向きな詞が多い。ただ、作詞に関わっている『As it is』『Be ever wonderful』についてはリリースのなかった時期の感情を思わせる表現があるように感じた。DVDでSAMが『これからもダンサーの育成をしていきたい』旨をしゃべっていたが、曲に関しても同じく『後進のクリエイターたちとのコラボ』と言うコンセプトもあると思われる。

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 COMMENT
1 Good day, Sunshine NAHO JUNKOO
 これがシングルでも良かったんじゃないかと思う。なんと言ってもDJ KOOが楽しそうだ(笑)人それぞれだと思うが、えばぁの思うTRFの王道ってのはこれ。やはりDJ KOOが出て煽ってくれないとなんかやだ。
 この年8月発売のツアーDVD『Lif-e-Motions TOUR 2006』でこの曲を聴いたとき、「活動してくれてありがとう」と言う感情で涙が出てきた。フジテレビ系『ポンキッキーズ』タイアップ付き。
2 Everlasthings Sachiko Shimada Yasunori Masuda
 えばぁの中ではヒット作。シングルっぽいところは全くないのに、なんだかよい。同じような理由で好きなのは、『BILLIONAIRE 』の2曲目、『Le Bleu』である。よくよく見ると「エヴァーラスティング(Everlasting)」じゃないので注意しなければならない。
3 Where to begin Miyako Kawahara Kazuhiro Hara
 再始動シングル。1枚だけではさびしかったのでやっぱり『Good day, Sunshine』を出せばよかったのにと思う。ぶっちゃけた話えばぁは『Good 〜』のほうが好きで、この曲は、意味はわかるんだけど、タイトルにパンチがないし、サビはかっこいいんだけどラストが決まらない感じがする。そして何よりDJ KOOがキメてくれない。
 余談だが、プロ野球・楽天イーグルスの中村真人が打席に立つと、この曲のサビが流れる。中村は82年2月生まれ。えばぁと同学年だ。やはり世代なのだ。
4 You & me Miyako Kawahara Junjiro Seki
 軽快なダンスナンバー。くどいほどに再始動に至るまでの気持ちを語るこのアルバムの中、この曲はそうでもない。
5 Precious Junya Urushino Takehiro Iida
 アルバム収録時にYU-KIが相当力を入れたと言う話、ツアーで本編最後の曲であることから、思い入れのある曲と思われる。
6 As it is YU-KI
Hideki Naruse
Hideki Naruse
 明るい曲だが、2番の詞が意味深。曲を通しては「もう振り回されることなく進んでいく」と言う気持ちの詞であるが、2番の詞は・・・少々自虐的にも感じられる。
7 Urbanature Sachiko Shimada Satoshi Shimano
 なぜか『TRY OR CRY』を思い出してしまう曲。あの曲もこの曲も、色で言うと「深緑」って感じがして、それはTRFにすごく似合わないような気がするのだ。こんなこと思うのは、のだめ(オーボエの黒木くん)の読みすぎだろうか。
8 Signal Theta - WILL
 インスト。ギターとスクラッチが舞う。
9 Life signs again HIDE from Dt.
Shigeco Ogula
Rio from SaGa
 アルバムコンセプトを表した曲と思われる。PVには岡本綾が出演し、PV(『Silence Whispers』付属DVDに収録)のストーリーを元にしたキャッチコピーのコンテストが行われた。思いっきり意訳すれば「また歩き出そう」みたいなことであるが、このアルバム一発で終わらずに、活動を続けていってほしい。
 他アーティストとのコラボであり、これが『TRFのシングル』だったら「ん?」と思ったりもする。だけどすごくいい曲だと思う。個人的にも再始動しなければいけない時期だったので、元気をもらった。もちろん、涙もろいえばぁはPVを見て泣いた。
10 Be ever wonderful DJ KOO YU-KI
DJ KOO
 おまけを除いた中で、アルバム最後の曲。作詞も作曲もメンバーだけで行っている。簡単に言えば『WORLD GROOVE』っぽくしたいのかなと思った。なので勝手にDVDの最後はこの曲だと思っていた。
11 One Nation Ken Harada
Maki Mihara
TETSUYA KOMURO
 ぶっちゃけ「全部新曲ですって言ってたろうが!どこが新曲やねん!」と思った。ただ、TRFファンでも聴いてない人が多い(avexのオムニバスアルバムに収録)と思われるので収録したんだろうとは思うが。おまけである、おまけ。
12 ENGAGED '06 TETSUYA KOMURO TETSUYA KOMURO
 上に同じく、おまけ。


Tribute Album

 要するに、箔をつけたような感じ。
 avexのアーティストを動員して、TRFの曲をカバーしている。一応TRFはavexの基礎を作り上げたアーティスト、大御所であるから、こういうことをしてもらっても不思議ではないのである。参加していない不届き者(注・冗談であることをご了承願いたい)は、安室奈美恵(参加しづらい?)、大塚愛、EXILEとか。

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COMMENT
1

EZ DO DANCE
- meets KEIKO -

KEIKO (globe)

 2ndシングル。アルバム『EZ DO DANCE』に収録。
 KEIKOはglobeのボーカルオーディションでこの曲を歌い、ステージから落っこちたと言う逸話を持つ。が、今回この曲はTKの意向でリミックスに留まっているため、KEIKOはほとんど歌っていない。しかしこの逸話を知る人で「歌わせろよ」と思った人は、えばぁの他にも多いはずだ。

2

Silver and Gold dance
- meets T.M.Revolution -

T.M.Revolution (西川貴教)

 3rdシングル。アルバム『WORLD GROOVE』に収録。

3

survival dAnce 〜no no cry more〜
- meets BoA -

BoA

 6thシングル。アルバム『BILLIONAIRE』収録。えばぁはそもそもBoAがダメだ。ごめんなさい。

4

TRUTH '94
- meets Tomiko Van -

伴都美子 (ex- Do As Infinity)

 アルバム『BILLIONAIRE』収録曲。シングル『Where to begin』のc/wにも、他に先駆けて収録されている。
 DVDでも言ってるが、一人だけアルバム曲の、しかも名曲を持ってきたところに、TRFへの思い入れを感じる。前々からDo As Infinityはいいなと思っていた(注・聴く前に解散した)けど、更に好感度UP。

5

CRAZY GONNA CRAZY
- meets AAA -

AAA (トリプルエー)

 8thシングル。アルバム『dAnce to positive』収録。
 AAA(トリプルエー)は前年のレコード大賞新人賞を獲得しているが、おそらく知らない人のほうが多い。えばぁだってさっき調べたような知識しかないのだが、要するに年食ったFolderみたいなものだと思えばいいだろう。

6

masquerade
- meets Youki Kudoh -

工藤夕貴

 9thシングル。アルバム『dAnce to positive』収録。
 工藤夕貴は、YU-KIと舞台『クラウディア』で共演している。

7

Overnight Sensation 〜時代はあなたに委ねてる〜
- meets Goro Kishitani & Yasufumi Terawaki -

岸谷五朗、寺脇康文

 10thシングル。アルバム『dAnce to positive』収録。
 岸谷五朗、寺脇康文は、YU-KIと舞台『クラウディア』で共演した。一番知ってそうな曲である。『FUNKY M』を選んでいたら感動したが、そこまで望んではいけない(笑)

8

teens
- meets AYUMI HAMASAKI -

浜崎あゆみ

 12thシングル。アルバム『Brand New Tomorrow』収録。
 浜崎あゆみ。正直に言うと、原曲よりも浜崎の声のほうが合うと思った。

9

BRAVE STORY
- meets Every Little Thing -

Every Little Thing
(持田香織、伊藤一朗)

 15thシングル。オリジナルアルバムへの収録はなく、ベスト『THE WORKS』収録。
 DVDを見ていて思ったのは「この2人そんなにやる気はなかったな」と言うこと(笑) なんとなくだが、五十嵐がいたら(いつの話だ)、また別の選曲だったろうに。

10

JOY
- meets Koda Kumi -

倖田來未

 23rdシングル。アルバム『LOOP#1999』収録。
 YU-KIと一緒に歌いたかったとか言っていた気がするが、なんでこの曲なのかはよくわからない。一応、倖田來未がデビューするころの曲である。

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