L'Arc〜en〜Ciel - SOUND LIST


L'Arc〜en〜Cielの基本データ

読み方 : らるく あん しえる ("しぇる"じゃない!)

意味 : フランス語で

 L'は冠詞、arcは橋、enは英語で言うof、cielが空という意味。
 「空にかかる橋」=「虹」という感覚らしい、フランス人は。


第1期(デビュー〜sakura脱退)

 1991年、大阪で結成。
 2003年現在、3度のメンバー脱退・加入が過去にあった。(実質的に)ずっと4ピースで、かつ全員が作曲できる。
 現在のメンバーはhyde(Vocal)、tetsuya(Bass, 当時はtetsu表記)、ken(Guitar)、yukihiro(Drums)。メジャーデビュー時のドラムはsakura。

 1994年7月1日、ビデオシングル『眠りによせて』でメジャーデビュー。
 1996年12月発売のアルバム『True』で初のミリオンセラーを達成。しかし年が明けた1997年3月、sakuraが覚せい剤所持で逮捕され、謹慎・活動停止に追い込まれる。同年4月(*1) 、sakuraは「音楽性の違い」を理由に脱退した。(*2)

*1 1997年11月4日が当初の大本営発表であるが、現在のオフィシャルでは、1997年4月に脱退したとされている。訂正された理由は不明。
*2 解散・脱退の際、本当は違う理由だったとしても、簡便な言い訳として「音楽性の違い」と言うのがよく使われる。しかしこの時は、『True』の出来について本当に音楽性の違いが生じていたと言う説もある。・・・まぁ、こんなこと言ったら過去「音楽性の違い」で解散・脱退したどのバンドのファンだってそうだと言い出すだろうが(笑)

第2期(東京ドーム〜活動休止)

 1997年11月、自らのバンド名を乗せたシングル『虹』を発売、活動を再開する。
 翌年1月付でyukihiroが正式に加入。なお、正式加入前の『虹』でも、東京ドームで行われたライブ『1997 REINCARNATION』でも、ドラムはyukihiroが叩いている。

 1998年7月には、『HONEY』『花葬』『浸食』のシングル3枚同時発売で話題に。結局この年はシングル7枚を発表し精力的に活動した。また、特徴的なCM・広告を連発して世間の注目を集めた。
 1999年7月にはオリジナルアルバム『ark』『ray』を2枚同時発売。2枚共にミリオンセラーとなった。

 一方、タイトなスケジュールによって、『GRAND CROSS TOUR』以降、メンバー間でも「休む」「休まない」と言う点で意見の相違が出始めた。結局2001年9月発売のシングル『Spirit dreams inside -another dream-』を最後に(実質的には2000年の『TOUR 2000 REAL』終了後から)、メンバー各自がソロ活動に入ることとなり、ラルクは活動休止状態となった。

第3期(『Shibuya Seven Days』〜)

 2001年・2002年の両年、hydeは『HYDE』名義で、tetsuは『TETSU69』名義で、kenは『S.O.A.P.』名義で、yukihiroは『acid android』名義で各自ソロ活動を行った。2003年3月には2年間活動がなかった上でベスト盤『The Best of L'Arc〜en〜Ciel』3枚が発売され、ライブ告知が同封されていた。このような状況から、「そのライブ後にラルクは解散するのではないか」と言う見方がなされるようになった。

 同年の夏、『Shibuya Seven Days』を開催。ライブ最終日の終了後、これまでの活動を振り返る映像が流れ散々解散をあおったあと、翌年春にオリジナルアルバム発売を発表、活動再開を宣言した。
 ライブ後からレコーディングに入り、2004年2月、シングル『READY STEADY GO』を発売。同年3月にはアルバム『SMILE』を発売した。

 翌2005年も精力的に活動し、シングル『Killing Me』『New World』『叙情詩』を発表後、6月にアルバム『AWAKE』を発売した。7月にはシングル『Link』を発売し、その後の『AWAKE TOUR』〜『ASIALIVE』で活動は一区切りして、2006年はそれぞれソロ活動を行った。

【2006】- 15th L'Anniversary
 2006年11月25・26日の両日、結成15周年記念ライブ『L'Arc〜en〜Ciel 15th L'Anniversary Live』を開催。
 他、15周年記念がらみでは翌年の2007年2月14日に『Blurry Eyes』〜『Lies and Truth』までのシングルPVを収録したDVD『CHRONICLE 0』を、4月4日(当初は3月14日)には限定生産DVD-BOX『FIVE LIVE ARCHIVES』を発売した。
【2007】
 2007年の新曲リリースは5月30日『SEVENTH HEAVEN』に始まり、2007年6月11日から8月30日にかけて、ホールツアー『Are you ready? 2007 またハートに火をつけろ!』を開催した。ツアー終了後には3枚のシングルを発売し、11月21日に11枚目のアルバム『KISS』を発売。その後、年を跨いだアリーナツアー『TOUR 2007-2008 THEATER OF KISS』を開催。精力的に活動した。
【2008】- L'7 〜Trans ASIA via PARIS〜
 2008年はシングル『DRINK IT DOWN』『NEXUS 4 / SHINE』を発売。4月から6月にかけて世界7都市(上海、台北、パリ、ソウル、香港、東京、大阪)で『TOUR 2008 L'7 〜Trans ASIA via PARIS〜』を開催した。
 そして、今後はこれまでの短期集中型活動から、緩やかな活動にシフトチェンジすることが発表されている。
【2009】
 2009年12月、tetsuがtetsuyaへの改名を発表。
【2010】
 1月27日発売の36thシングル『BLESS』がNHK・バンクーバー冬季オリンピック放送のテーマソングに起用された。
 3月10日には4枚組ベスト『QUADRINITY 〜MEMBER'S BEST SELECTION〜』を、3月31日にはDVD『TOUR 2008 L'7 〜Trans ASIA via PARIS〜』と、「PEPSI NEX」CMソングのカバー曲『I Love Rock'n Roll』を配信限定で発売した。
【2011】 - 20th L'Anniversary Year
 1月1日に2年8ヶ月ぶりのライヴ『20th L'Anniversary Starting Live - L'A HAPPY NEW YEAR!』を開催。
 2月16日には賛否両論のベストアルバム『TWENITY』3枚、3月9日には『TWENITY』のボックスセット、そして4月6日にはDVD-BOX『FIVE LIVE ARCHIVES 2』を発売した。ベストに関しては、完全に「大人の事情」だとtetsuyaが会報で暴露したらしく、「買わなくてもいい」と語ったそうである。それでもリリースを止められないということは契約なのだろうから、活動を縮小していたラルク側にも非はあるのだろう。
 3月11日に東日本大震災が発生。開催が危ぶまれた時期もあったが、ライブの収益金をすべて寄付することを発表し、5月28日・29日の2日間で『20th L'Anniversary Live』を開催。1日目はデビューから『HEART』までの曲、2日目は『ark』『ray』以降の曲で構成される、2日間全くダブりなしのライブであった。
 シングルは『GOOD LUCK MY WAY』『X X X』『CHASE』の3枚を発売。10月から12月にかけては『20th L'Anniversary TOUR』を全国4都市で開催した。
【2012】 - WORLD TOUR 2012
 2月8日、4年3か月ぶり、12枚目のオリジナルアルバム『BUTTERFLY』を発売。
 3月3日からは世界ツアー『L'Arc〜en〜Ciel WORLD TOUR 2012』を世界9か国で開催。マディソン・スクエア・ガーデン公演は、当初5000人収容のシアター開催予定だったものが、問い合わせの多さから2万人収容のアリーナ開催に変更され、さすがに満員とは行かなかったものの日本人史上初の単独公演となった。
 日本帰国後は日産スタジアム、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、国立競技場で凱旋ライブを行い、6月1日のファンクラブツアー『ハワイ・アン・シエル』で今回の20周年活動を終えた。
【2014】
 3月21・22日の両日、2020年東京五輪のため解体の決まった国立競技場でライブ『L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at 国立競技場』を開催。360°を見渡せる特別ステージを設置し、1公演8万人、2日間で16万人を動員。観客も巻き込んだ大規模なプロジェクションマッピングを演出に使用した。
 5月29日にはライブイベント『SAYONARA 国立競技場 FINAL WEEK JAPAN NIGHT』の2日目公演にトリとして出演。(共演はMAN WITH A MISSION, SEKAI NO OWARI, Perfumeの3組)
 8月13日、国立ライブで披露した新曲『EVERLASTING』を、40thシングルとして発売。
 12月5日、2012年の世界ツアーに密着したドキュメンタリー映画『Over The L'Arc-en-Ciel』が全国72劇場で期間限定上映。

今後の活動予定

RELEASE

LIVE

???? - WORLD TOUR
 次の活動で行われる予定のワールドツアーの開催都市投票を、オフィシャルサイトで募っている。ファンの声を聞いて開催地選定の参考とするのだろう。